お知らせ

  • 2026年04月05日

    オンラインショップ開店しました。

熟成が引き出す
深い味わいと香り
グラスに注ぐ様子

あさくらの大自然と歴史から生まれた秋月稽古館
筑後川の悠久の流れに抱かれ、大地の持つパワーを存分に浴び、
ひたすらに自然と語りあい、醸し、樽での熟成を大切に、
更に磨き上げられた精粋なお酒です。
あさくらを愛する多くの人々の想いが込められた
深い味わいをぜひご堪能ください。

肥沃な大地
豊かな水と時が育み
磨き上げられた美しい余韻

麦畑

福岡県朝倉市は、九州最大の河川である筑後川の中流域に位置する。 その川の流れに沿って広がる肥沃な筑紫平野。
ここは古代より大穀倉地帯として、豊かな実りをもたらしてくれている。
秋の田の収穫が終わり、二毛作で麦の栽培が始まる。
この地で代々栽培され、研究されてきた上質の二条大麦と、顕微鏡もない昔から微生物とずっと付き合ってきた先人からの贈り物「麹」で、醸す。

仕込み水は、英彦山水系のミネラル豊富な地下水。
ここ筑後川ほとりの杷木から北北東にある 霊峰英彦山。
その「御神水」は、古くから信仰の対象となっている。
かつて、英彦山神宮のお祭りは、杷木松末の「一番神輿」が神社の石段を上って始まったと言われている。
ゑびす酒造場のそばには、杷木白木を源流とする小川が流れている。
そこには、英彦山守護四十八大行事社の一つ、「白木大行事社」がある。

琺瑯タンク

麹由来の美味しさをアルコールに溶け込ませたものを損なうことのない、最適な熟成に優れている。
琺瑯タンク熟成は、原酒そのものの風味に影響を与えることなく、柔らかさを与える。
「まろやかなコク」をたし算してくれるのだ。

オーク樽

オーク樽に貯蔵熟成すると、魔法がかかる。
「風味」「香り」「色調」「口当たり」が違ってくる。
これは単に、木の香りと色が着いただけではない。
樽からの化学成分の抽出、微少の酸素供給、温湿度変化による物理的科学的組合せ。
時がなせる総合技術の賜物とも言われる。
そして、樽の中で自然と語り続けるから、美味しさがやさしく増す。

女性がグラスを持つ様子

つくる思いを込めて

蒸留酒の黄金色の一滴は、時の芸術。
朝倉の大地の豊かさと、職人技の伝承、伝統、そして創造の情熱がある。

長い歳月がつくる余韻の調べは、自然と人が織りなす味わい。
グラスを傾けて、心安らぐひと時をお届けしたく、仕上げた蒸留酒。

伝統を敬い、未来へ繋ぐ「夢浪漫の一杯」を追い求め、今日も、琺瑯タンクと木樽の中で息づく酒を見守り続けています。

そして私たちは、「故きを温ねて新しきを知る」ように、蒸留酒造りに挑戦しています。

先人が遠く室町時代には生業としていた「麹」からの旨みアルコールにこだわった
「スピリッツ秋月稽古館」

天皇が朝倉で「農」について詠まれた小倉百人一首筆頭歌。
この地から、自然の恵みと律令国家の礎・海外に目を向けたことに因んだ
「スピリッツ上座の露(カミツアサクラノツユ)」

朝倉地域の大自然と、それを紡ぐ文化とともに、見えない世界が美味を変える・・・
重奏するグラスの中を楽しんでください。

秋月稽古館

麹由来の旨みのあるアルコールを大切に、琺瑯タンクで10年以上熟成させた。
その後、高峰譲吉博士の蒸留酒をおもい、
リチャー(再生処理)したオーク樽に詰めてさらに3年の追熟を重ねた。
バニラやナッツを思わせる甘く芳ばしい香り、力強く若々しい味わいが特徴。

高峰譲吉博士とのゆかり

秋月稽古館(福岡朝倉市にあった藩校)出身者にゆかりある高峰譲吉博士は、明治時代にアメリカで「麹を使ってのウイスキーづくり」に成功されました。
それは、現地の麦芽生産者たちの大暴動が起きるほど、「美味しかった」と信じています。
この度
私たちは、麹が醸し出す「旨み」そしてアルコールに視点を当てて、スピリッツ「秋月稽古館」をつくりました。
「口に広がる夢浪漫」
先人の智慧をいただいた美味しさとその余韻を楽しんでいただきたく仕上げた逸品です。

【物語】

秋月藩藩校稽古館で学んだ金子堅太郎氏は、アメリカにおいて明治の時代に麹でウイスキーづくりに挑戦した高峰譲吉博士に大きな御恩を受ける。
1922(大正11)年、渋沢栄一氏が発起人となり、東京の帝国ホテルで高峰譲吉博士の追悼式でのできごとが、一番わかりやすいと思います。
そこで、金子堅太郎氏が追悼の言葉を述べられた。
日露戦争時、「アメリカに調停役を依頼する」という指名を帯びて渡米した時、高峰博士は、全力で支援することを伝えて、ロシア贔屓だったアメリカ世論を変えることに奔走された。
「若し此高峰博士と御婦人なかりせば、私はあれだけの仕事に成功することは出来なかった」
と。
後に、博士は渋沢栄一氏へ、「高齢となったので日本へかえりたい。」と話されると、「国際社会のなかでの日本の立場を守るため、このアメリカで頑張ってほしい。」と頼まれたという。

なぜか現在、日本の法律では、麹でウイスキーはつくれない。
博士が、日本の未来を思われていた気持ちと行動の大切さを実感します。
そして、ふる里日本へ帰れなかった無念さを思うものです。

以下に、戦いには勝っても「国の財政が続かない」厳しさをどう乗り越えたのか?
図に表してみました。

図 平和を勝ち取った日露戦争の舞台裏と秋月稽古館(PDFファイル)

秋月稽古館の志し

酒税法の改正があり、「和のスピリッツ 上座の露」のラベルにでっかい「ウォッカ」の表示指導を受けました。
私的に、スピリッツはスピリットとも連想され、「魂」のおもいでした。
ばかなのか「日本国の価値の損傷」と動きに動いたけれど、年に二回の入院が結果でした。
アンケートをお願いした中で教えていただいたのは、高峰譲吉博士です。

博士は「ウイスキー生産に、麦芽使用より麹を使うことで、生産効率を上げるため」麩を培養基としたタカコウジでの生産を、アメリカで研究されました。 私はその時、麹由来の旨み成分がアルコールに溶け込んだ「新しいウイスキー」ができたと推察します。

日本酒造組合中央会 技術顧問 須藤茂俊氏にお話を伺うことができました。   
「麩に麹菌を生やすと、バニラの香りの元となる成分がつくり出される可能性があります。また、うまみにつながる成分もつくられることが期待されます。」

和のスピリッツ 上座の露をつくったそのコンセプトは、
「麹のうまみ由来と樽貯蔵の風味が調和した芳醇」の追求です。
この二つは、けんかすることなくて、よりおいしくなります。

 高峰博士の「夢」は、現地の麦芽生産者の大暴動にあい、実現できませんでした。
また、現在の日本国は、「法律」により「高峰博士の麹ウイスキー」を認めていません。

秋月稽古館出身の金子堅太郎氏が、アメリカで大変な御恩を受けている事実を知り、「麹の旨み由来のアルコール」に特化した蒸留酒をつくることで、博士の日本国への思いと功績の物語を届けたいと動きました。

上座の露(カミツアサクラノツユ)

アメリカンオーク樽と琺瑯(ホウロウ)タンクでそれぞれ12年以上熟成させた古酒を、
長年培ったブレンド技術で仕上げた「和と洋の調和」を目指した蒸留酒。
オーク樽由来の風味と、日本の麹文化が生み出す旨みから、芳醇な余韻を楽しめる一本。

朝倉で詠まれた小倉百人一首

麻氐良山の麻氐良布神社の記録の
「上座郡(カミツアサクラノコオリ)」に由来した名前

朝倉山(麻氐良山)の麻氐良布神社には、神様の一家がお祀りされています。イザナギ・イザナミの神。そのお子のツキヨミ・アマテラス・スサノオそしてエビスの神々。
「延喜式」神名帳に記された麻氐良布神社に
上座郡(カミツアサクラノコオリ)とあります。
その地名に由来しています。
また、小倉百人一首の筆頭歌は、
先の天智天皇が朝倉で詠まれた和歌です。
「秋の田の刈穂の庵の苫をあらみ わがころも手は 露にぬれつつ」

朝倉で、きらりと光るその「露」を名前にいただきました。

上座の露の志し

復興へ向けた二人の想いが結んだスピリッツ

当店が位置する朝倉地区は、平成29年九州北部豪雨災害で甚大な被害を受けました。
豪雨被害より4年、地元酒屋として何か復興の光として輝けるものを作りたいという想いを地元の老舗酒蔵に伝えたところから始まり、蔵元のポリシー「要らないものを加えることなくお酒そのものを大切にし、余韻を楽しんでいただく」に感動しました。
そして、朝倉のことをもっと知ってもらい、訪れてもらいたい。その一つのきっかけになれたら。
という思いにお互い共感し、お酒と一緒に朝倉を感じていただけるような1本を皆様にお届けしようと動き出しました。
「スピリッツ」という分野で、新たな美味しさを追求しました。

木樽貯蔵をすると溶出するポリフェノール類によって原酒は琥珀色から褐色を帯びてきます。この色の着きかた(色度)はウイスキー類等と区別する理由から日本の酒税法上制限されており、焼酎では吸光度0.080以下、スピリッツ類0.190以下(2021年)と決められています。

ゑびす酒造では樽熟成焼酎に60年取り組んでいますが、日本の蒸留酒の将来を見据え、樽熟成の更なる可能性を広げるため、焼酎より2倍以上の色度が許されるスピリッツ類の製造免許を2021年に取得。スピリッツ製品の第一号として「上座の露」が誕生しました。

商品一覧

  • 秋月稽古館 200ml

    秋月稽古館 200ml

    2,750円(内税)

    琺瑯タンク10年以上、その後に、オーク樽で3年寝かせて仕上げました

  • 秋月稽古館 100ml

    秋月稽古館 100ml

    1,430円(内税)

    ミニボトルで少し味わって下さい。...

  • 上座の露(カミツアサクラノツユ) 720ml

    上座の露(カミツアサクラノツユ) 720ml

    10,000円(内税)

    琺瑯(ホウロウ)タンク12年以上、オーク樽12年以上貯蔵の原酒をブレンド

  • 上座の露(カミツアサクラ) 100ml

    上座の露(カミツアサクラ) 100ml

    1,540円(内税)

    小倉百人一首筆頭歌の詠まれた里でできました...