オンラインショップ開店しました。
麹由来の旨みのあるアルコールを大切に、琺瑯タンクで10年以上熟成させた。
その後、高峰譲吉博士の蒸留酒をおもい、
リチャー(再生処理)したオーク樽に詰めてさらに3年の追熟を重ねた。
バニラやナッツを思わせる甘く芳ばしい香り、力強く若々しい味わいが特徴。
秋月稽古館(福岡朝倉市にあった藩校)出身者にゆかりある高峰譲吉博士は、明治時代にアメリカで「麹を使ってのウイスキーづくり」に成功されました。
それは、現地の麦芽生産者たちの大暴動が起きるほど、「美味しかった」と信じています。
この度
私たちは、麹が醸し出す「旨み」そしてアルコールに視点を当てて、スピリッツ「秋月稽古館」をつくりました。
「口に広がる夢浪漫」
先人の智慧をいただいた美味しさとその余韻を楽しんでいただきたく仕上げた逸品です。
秋月藩藩校稽古館で学んだ金子堅太郎氏は、アメリカにおいて明治の時代に麹でウイスキーづくりに挑戦した高峰譲吉博士に大きな御恩を受ける。
1922(大正11)年、渋沢栄一氏が発起人となり、東京の帝国ホテルで高峰譲吉博士の追悼式でのできごとが、一番わかりやすいと思います。
そこで、金子堅太郎氏が追悼の言葉を述べられた。
日露戦争時、「アメリカに調停役を依頼する」という指名を帯びて渡米した時、高峰博士は、全力で支援することを伝えて、ロシア贔屓だったアメリカ世論を変えることに奔走された。
「若し此高峰博士と御婦人なかりせば、私はあれだけの仕事に成功することは出来なかった」
と。
後に、博士は渋沢栄一氏へ、「高齢となったので日本へかえりたい。」と話されると、「国際社会のなかでの日本の立場を守るため、このアメリカで頑張ってほしい。」と頼まれたという。
なぜか現在、日本の法律では、麹でウイスキーはつくれない。
博士が、日本の未来を思われていた気持ちと行動の大切さを実感します。
そして、ふる里日本へ帰れなかった無念さを思うものです。
以下に、戦いには勝っても「国の財政が続かない」厳しさをどう乗り越えたのか?
図に表してみました。
酒税法の改正があり、「和のスピリッツ 上座の露」のラベルにでっかい「ウォッカ」の表示指導を受けました。
私的に、スピリッツはスピリットとも連想され、「魂」のおもいでした。
ばかなのか「日本国の価値の損傷」と動きに動いたけれど、年に二回の入院が結果でした。
アンケートをお願いした中で教えていただいたのは、高峰譲吉博士です。
博士は「ウイスキー生産に、麦芽使用より麹を使うことで、生産効率を上げるため」麩を培養基としたタカコウジでの生産を、アメリカで研究されました。
私はその時、麹由来の旨み成分がアルコールに溶け込んだ「新しいウイスキー」ができたと推察します。
日本酒造組合中央会 技術顧問 須藤茂俊氏にお話を伺うことができました。
「麩に麹菌を生やすと、バニラの香りの元となる成分がつくり出される可能性があります。また、うまみにつながる成分もつくられることが期待されます。」
和のスピリッツ 上座の露をつくったそのコンセプトは、
「麹のうまみ由来と樽貯蔵の風味が調和した芳醇」の追求です。
この二つは、けんかすることなくて、よりおいしくなります。
高峰博士の「夢」は、現地の麦芽生産者の大暴動にあい、実現できませんでした。
また、現在の日本国は、「法律」により「高峰博士の麹ウイスキー」を認めていません。
秋月稽古館出身の金子堅太郎氏が、アメリカで大変な御恩を受けている事実を知り、「麹の旨み由来のアルコール」に特化した蒸留酒をつくることで、博士の日本国への思いと功績の物語を届けたいと動きました。
アメリカンオーク樽と琺瑯(ホウロウ)タンクでそれぞれ12年以上熟成させた古酒を、
長年培ったブレンド技術で仕上げた「和と洋の調和」を目指した蒸留酒。
オーク樽由来の風味と、日本の麹文化が生み出す旨みから、芳醇な余韻を楽しめる一本。
麻氐良山の麻氐良布神社の記録の
「上座郡(カミツアサクラノコオリ)」に由来した名前
朝倉山(麻氐良山)の麻氐良布神社には、神様の一家がお祀りされています。イザナギ・イザナミの神。そのお子のツキヨミ・アマテラス・スサノオそしてエビスの神々。
「延喜式」神名帳に記された麻氐良布神社に
上座郡(カミツアサクラノコオリ)とあります。
その地名に由来しています。
また、小倉百人一首の筆頭歌は、
先の天智天皇が朝倉で詠まれた和歌です。
「秋の田の刈穂の庵の苫をあらみ わがころも手は 露にぬれつつ」
朝倉で、きらりと光るその「露」を名前にいただきました。
復興へ向けた二人の想いが結んだスピリッツ
当店が位置する朝倉地区は、平成29年九州北部豪雨災害で甚大な被害を受けました。
豪雨被害より4年、地元酒屋として何か復興の光として輝けるものを作りたいという想いを地元の老舗酒蔵に伝えたところから始まり、蔵元のポリシー「要らないものを加えることなくお酒そのものを大切にし、余韻を楽しんでいただく」に感動しました。
そして、朝倉のことをもっと知ってもらい、訪れてもらいたい。その一つのきっかけになれたら。
という思いにお互い共感し、お酒と一緒に朝倉を感じていただけるような1本を皆様にお届けしようと動き出しました。
「スピリッツ」という分野で、新たな美味しさを追求しました。
木樽貯蔵をすると溶出するポリフェノール類によって原酒は琥珀色から褐色を帯びてきます。この色の着きかた(色度)はウイスキー類等と区別する理由から日本の酒税法上制限されており、焼酎では吸光度0.080以下、スピリッツ類0.190以下(2021年)と決められています。
ゑびす酒造では樽熟成焼酎に60年取り組んでいますが、日本の蒸留酒の将来を見据え、樽熟成の更なる可能性を広げるため、焼酎より2倍以上の色度が許されるスピリッツ類の製造免許を2021年に取得。スピリッツ製品の第一号として「上座の露」が誕生しました。